第一回 太陽光発電所 使用前自己確認 絶縁耐力試験
今回は、太陽光発電所使用前自己確認の試験項目の「絶縁耐力試験」です。
まず、とってもカタい話になってしまうのですが、電気設備技術基準という法律において、ストリング回路がDC750V以上あれば、その回路は高圧となり、「直流絶縁耐力試験」が必要となることが定められています。
この法律で定められている「直流絶縁耐力試験」は、非常に危険な高電圧を発生させる試験なので、労働安全衛生法において定められた“安全処置”を施す必要があります。
今回は、その一例です。
- 試験用機材の操作には「絶縁ゴム手袋」
- 試験用機材の足元には「絶縁シート」
これで試験者や電気設備の安全を守ります。
そして、「絶縁ゴム手袋」「絶縁シート」そのものの試験も大事です!機材のカドや地面の石にあたり、破れたり傷がついたりして安全を守れない場合があります!!
そんなことがあっては大変なので、労働安全衛生法に基づき、 「絶縁ゴム手袋」「絶縁シート」は決められた期間において、定期的に性能を担保する試験を行っています!!
テクノソリューションは豊富な経験により試験等効率化を図り、太陽光発電所の使用前自己確認費用を抑えることができます。ぜひ一度お問合せください。
2023年12月14日 10:07